ポショ、ポショ、ポショ。
『ポショ』って何ぞやと?
これがポショです↓ (真ん中の白い物体)
?、?、?
なんだこの白いのはと思われるかもしれません。
ポショとは?
トウモロコシの粉(コーンスターチ)をお湯と混ぜて練り上げた食べ物。
ウガンダの主食の1つです。
ポショの特徴
- 見た目は『激落ち君』にそっくり。
- 食感はモチモチように見えるが、結構パサパサしている。
- 味はほぼ無味。
- 作る量によるが、少量なら5分弱で、粉と水を5分程度混ぜるだけ。大量生産が可能
- カロリーは高い。100gあたり約350カロリーなので、普通に食べるとポショだけで700~1,000カロリーぐらいある。
- 一食あたり5~10円程度(なので、アフリカでNGOが『食』の支援をするときはポショが多いです。)
ポショ with スープ
- 無味なので、スープと一緒に食べることが多い。(豆スープの場合が大半)
- ポショはほぼ炭水化物なので、豆スープでビタミンとタンパク質を摂取可能。
- ポショ with スープでざっくり1,000~1,500カロリー程度摂取できる。
早い!安い!カロリー高い!の3拍子揃った優れものの食べ物なのです。
上記のメリット(早い、安い・・・)だけ見れば、日本の牛丼、エジプトのコシャリ等に類する食べ物です。
ポショの人気度
- はっきり言って、ありません。
- 職場のウガンダ人は『まずい』、『学生が食べるもの』と言っています。
- 学校の食堂では3食とも『ポショ with 豆スープ』というのもザラにあるそうです。学生には安い、早い、栄養価高いは大切ですからね。しかも、大きい鍋に粉と水入れて、混ぜるだけなので、大量生産できるのがポイント。学食向きなわけです。
職場ではポショ、ポショ、ポショ
職場にある食堂の献立は以下の通り。
- 月曜日: ポショ + 豆スープ
- 火曜日: ポショ + 豆スープ
- 水曜日: ご飯 + 牛肉スープ
- 木曜日: ポショ + 豆スープ
- 金曜日: ご飯 + 豆スープ
ポショと豆スープだらけ。
週ごとや月ごとに見直されることはなく、不動のローテーションです。
『権藤、権藤、雨、権藤』みたく、『ポショ、ポショ、米、ポショ』って感じです。
働き始めてから、僕の体は『ポショ&豆』で構成され始めています。
さすがに飽きる
そりゃ毎日ポショポショ食ってりゃ飽きますわな。
職場の連中も、みんな『今日もポショ、明日もポショ、ポショ、ポショ、ポショ・・・』って呟きながら(?)、嘆きながら(?)、食堂に向かって歩いていきます。
生気を抜き取られたサラリーマンが、下を向いて、月曜出社する姿にそっくり。
なので、味変化が必要なのです。
食堂で販売されているアボカドと一緒に食べるか、調味料を持参して味変化させる。
アボカド
1個:20円程度で販売されている。(ポショ対比割高感あり)
辛味調味料
ウガンダで販売されている『Kamulali』なる調味料。目薬みたいな容器に入っていて、これが案外辛い。辛いだけでなく、ニンニク、しょうが、野菜エキスも入っており、味わいがある。味が強すぎて一気に味が変わってしまうのがネックだが。
みんな笑顔の水曜日!
水曜日には食堂は大混雑。何故って? ご飯と肉だから。そんだけです。
仕事より飯だ!っていうぐらい、さっさと仕事を切り上げて、食堂に向かう人ばかり。
みんな笑顔だ!
今日も一日頑張りましょう!
(画像の一部は漫画太郎より拝借)
(画像の一部は漫画太郎より拝借)


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