2016年7月28日木曜日

夏休みのお勉強

息子が8月から小学生になることに加えて、僕にも時間があるので、夏休みの間、サマースクールには行かず、家で子ども達(息子&娘)と100%接することにしてみた。
そして、子ども達の夏休みも半分が過ぎ、残り1ヶ月弱となったので、成長の記録、そして思うことを記録に残しておこうと思う。

また、同じ子育てしているような友人の参考になればと。




未就学児に勉強は必要か?

息子は5歳、娘は4歳。今までは学校から帰ってきても自由にさせておき、宿題をしたければ机に向かい、したくなければ遊びに行き、宿題をしないで学校に行くことにしていたが、夏休みに入ってから子ども達に毎朝勉強をしてもらうことにした。

僕自身小さい頃に勉強した記憶がないし、子どもは外で遊んでいるのが一番と思っている。
そしてウガンダに来た当時は、『将来的に子ども達が日本語を話せなくてもいい。(日本語の言語を含めて)自分たちが学びたいと思ったら、その時に学べば良い。』と思っていた。

この考えは僕の中で変わってきていて、『日本に一時帰国した際に、彼らが祖父母と会話ができるほうが楽しいだろうな。』と考えるようになり、また国籍は日本なので、将来的に日本で仕事をする可能性もそれなりにあるわけで、日本語が出来たほうが彼らにとっては良いだろうと。

ということで、日本語を教えることにした。

日本語を教えるなら、せっかくなので算数もということで、日本語と算数を現在やっています。

未就学児に勉強は必要か?という冒頭の質問への僕の答えですが、

『この時期の勉強は親の自己満足です。』



子どもが小学校入ってから学校の授業で躓かないように、また勉強の習慣を身につけされるように、今から勉強をするという意見もあろうかと思います。

この時期の子供には、レゴのブロックやプラレールでも買ってあげて、壮大なお城の中を走り回る列車を作ったり、外で友だちと走り回ったり、木に登ったりしているほうがずっと良い。想像力、コミュニケーション力や基礎体力などが身に付く。

『あれ、お前やってることと、言ってることが違うんじゃね?』と。

いいんです。  『僕(親)の自己満足です。』

子どもが親の自己満足の域を越えていくことを願って。



この親の自己満足を満たす中で、3つを心がけてやっています。

1.    子どもの好奇心を育む

『子どもの疑問』に反応すること。
自分でやっていていうのもなんですが、これかなり難しいです。
僕自身分からないことが多いし、正直、調べるのが面倒。
でも、親が面倒で何もしないと、子どももそうなっちゃうかなと思い、これに関しては僕の出来る限りの範囲内でやっています。

例えば、『時計ってなんで動くの?』、『電池って何?』という質問が飛んできます。

『子どもの成長』には、親として僕自身が成長しないといけないと、今更ながら痛感した部分です。
子どもが興味を示したことには親としての姿勢を見せると。

辞書買っても、親が調べないなら、子どもは調べないわな。



2.    勉強量は一定

子どもが早く勉強を終わらせても、追加で問題を解かせることはしない。
せっかく子どもが頑張って早く終わらせたのであれば、時間がまだ余っていてもそれで終わりということにしている。

仕事でも同じで、早く仕事が終わって帰宅しようとしたら、上司から止められて、
『早く帰社するなら、この仕事やってくれ。』って言われたら嫌でしょう。

僕の直接の上司ではなかったのだが、U証券時代にT山さんという年配の上司が投資銀行部門にいた。

彼には2名の直属の部下がいたのだが、彼の口癖はこんな感じ。

『おぅ、お前ら土日出社しないのか・・・。暇そうだな。じゃあこの仕事やっておいてくれ。』 

『おぅ、お前ら今日もう帰るのか? 暇そうだな。じゃあこの仕事やっておいてくれ。』 

早く仕事終わらせてもこうされるとモチベーションが持たない。

つまり、勉強量を一定にするのは、できる限り子どものモチベーションを下げないような工夫です。むしろ、最初は多めに設定しておいて、進捗状況を見ながら勉強量を減らしています。



3.    とりあえず勉強が終わったら『褒める』

勉強中に親がイライラしてくる時があります。
『なんで分からねーんだ』、『何度も説明しただろ』と。

理想の親なら、そんなことは思わないかもしれないし、思ったとしてもぐっと我慢して、褒めて伸ばすことができるかもしれません。

僕には無理でした。

『なんで分からねーんだ!!!』と怒りをそのまま子どもにぶつけてしまうことが多いです。

そうすると、子どもが委縮するので、

『あっ、しまった。言ってしまった。』と思い、

また、子どもが分かるように説明し直すことにしています。

終わりよければ全てよしということで、勉強が全部終わったら、ハイタッチして、良かったところを褒めて終わるように。


こんな感じで毎日過ごしています。

結局、上記の3つ(好奇心を伸ばす、勉強量を一定にする、褒める)なども、なんだかんだで親の自己満足の一種ですわ。はい。


以上 

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