息子が8月から小学生になることに加えて、僕にも時間があるので、夏休みの間、サマースクールには行かず、家で子ども達(息子&娘)と100%接することにしてみた。
そして、子ども達の夏休みも半分が過ぎ、残り1ヶ月弱となったので、成長の記録、そして思うことを記録に残しておこうと思う。
また、同じ子育てしているような友人の参考になればと。
未就学児に勉強は必要か?
息子は5歳、娘は4歳。今までは学校から帰ってきても自由にさせておき、宿題をしたければ机に向かい、したくなければ遊びに行き、宿題をしないで学校に行くことにしていたが、夏休みに入ってから子ども達に毎朝勉強をしてもらうことにした。
僕自身小さい頃に勉強した記憶がないし、子どもは外で遊んでいるのが一番と思っている。
そしてウガンダに来た当時は、『将来的に子ども達が日本語を話せなくてもいい。(日本語の言語を含めて)自分たちが学びたいと思ったら、その時に学べば良い。』と思っていた。
この考えは僕の中で変わってきていて、『日本に一時帰国した際に、彼らが祖父母と会話ができるほうが楽しいだろうな。』と考えるようになり、また国籍は日本なので、将来的に日本で仕事をする可能性もそれなりにあるわけで、日本語が出来たほうが彼らにとっては良いだろうと。
ということで、日本語を教えることにした。
日本語を教えるなら、せっかくなので算数もということで、日本語と算数を現在やっています。
未就学児に勉強は必要か?という冒頭の質問への僕の答えですが、
『この時期の勉強は親の自己満足です。』
子どもが小学校入ってから学校の授業で躓かないように、また勉強の習慣を身につけされるように、今から勉強をするという意見もあろうかと思います。
この時期の子供には、レゴのブロックやプラレールでも買ってあげて、壮大なお城の中を走り回る列車を作ったり、外で友だちと走り回ったり、木に登ったりしているほうがずっと良い。想像力、コミュニケーション力や基礎体力などが身に付く。
『あれ、お前やってることと、言ってることが違うんじゃね?』と。
いいんです。 『僕(親)の自己満足です。』
子どもが親の自己満足の域を越えていくことを願って。
子どもが親の自己満足の域を越えていくことを願って。
この親の自己満足を満たす中で、3つを心がけてやっています。
1. 子どもの好奇心を育む
『子どもの疑問』に反応すること。
自分でやっていていうのもなんですが、これかなり難しいです。
僕自身分からないことが多いし、正直、調べるのが面倒。
でも、親が面倒で何もしないと、子どももそうなっちゃうかなと思い、これに関しては僕の出来る限りの範囲内でやっています。
例えば、『時計ってなんで動くの?』、『電池って何?』という質問が飛んできます。
『子どもの成長』には、親として僕自身が成長しないといけないと、今更ながら痛感した部分です。
子どもが興味を示したことには親としての姿勢を見せると。
子どもが興味を示したことには親としての姿勢を見せると。
辞書買っても、親が調べないなら、子どもは調べないわな。
2. 勉強量は一定
子どもが早く勉強を終わらせても、追加で問題を解かせることはしない。
せっかく子どもが頑張って早く終わらせたのであれば、時間がまだ余っていてもそれで終わりということにしている。
仕事でも同じで、早く仕事が終わって帰宅しようとしたら、上司から止められて、
『早く帰社するなら、この仕事やってくれ。』って言われたら嫌でしょう。
『早く帰社するなら、この仕事やってくれ。』って言われたら嫌でしょう。
僕の直接の上司ではなかったのだが、U証券時代にT山さんという年配の上司が投資銀行部門にいた。
彼には2名の直属の部下がいたのだが、彼の口癖はこんな感じ。
『おぅ、お前ら土日出社しないのか・・・。暇そうだな。じゃあこの仕事やっておいてくれ。』
『おぅ、お前ら今日もう帰るのか? 暇そうだな。じゃあこの仕事やっておいてくれ。』
早く仕事終わらせてもこうされるとモチベーションが持たない。
つまり、勉強量を一定にするのは、できる限り子どものモチベーションを下げないような工夫です。むしろ、最初は多めに設定しておいて、進捗状況を見ながら勉強量を減らしています。
3. とりあえず勉強が終わったら『褒める』
勉強中に親がイライラしてくる時があります。
『なんで分からねーんだ』、『何度も説明しただろ』と。
理想の親なら、そんなことは思わないかもしれないし、思ったとしてもぐっと我慢して、褒めて伸ばすことができるかもしれません。
僕には無理でした。
『なんで分からねーんだ!!!』と怒りをそのまま子どもにぶつけてしまうことが多いです。
そうすると、子どもが委縮するので、
『あっ、しまった。言ってしまった。』と思い、
また、子どもが分かるように説明し直すことにしています。
終わりよければ全てよしということで、勉強が全部終わったら、ハイタッチして、良かったところを褒めて終わるように。
こんな感じで毎日過ごしています。
結局、上記の3つ(好奇心を伸ばす、勉強量を一定にする、褒める)なども、なんだかんだで親の自己満足の一種ですわ。はい。
以上




